高音質かつお洒落で可愛いイヤホンをまとめてみた
お洒落で可愛いおすすめイヤホンを厳選してみました。
デザインが良いだけでなく、高音質なものばかりです。
正直、どれも他のおすすめ記事に乗ってくるような逸品ばかり。
ビビッと来たものがあれば、是非。
■ 茶楽音人 Co-Donguri-雫
価格とコスパを含めたオススメがこちら。
茶楽音人(さらうんど)というどこの中二病患者やねんというネーミングの会社が出した低価格なのに高音質なイヤホン、Co-Donguri-雫です。
特徴的なのは高域の美しさ。
金属筐体を使っているおかげか、音場もあります。
ケーブルの質が良く、持っている数十のイヤホンの中でも一番扱いやすいんじゃないかと思うほど。
色は、コスモス(ピンク)、など。
詳しくは商品ページ(茶楽音人 co-donguri-雫)を御覧ください。
五千円以下でお探しならこちらを強くオススメします。
バイノーラル録音など、立体音響を聴くのに合ってます。
茶楽音人(さらうんど) カナル型イヤホン Co-Donguri-雫 (Green Opal)
- 出版社/メーカー: 茶楽音人
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■ intime 碧(SORA)
ダイナミック型とセラミックツイーターと呼ばれるドライバを使ったデュアルドライバ型のイヤホンです。
白青をイメージしたイヤーチップを使っているため、爽やかな外観になっています。
高域がまろやかで聞きやすい音になっています
そのため、ゆったりと曲を聞きたい方に合います。
■ Sennheiser Momentum In-Ear
世界に名だたるドイツのゼンハイザー社のイヤホン。
intime 碧と違ってこちらは銀と赤のデザインです。
可愛いというかはお洒落で格好いいイヤホンの部類になるのですが、Senheiserらしく音はホンモノ。
iOS版とAndroid版の2タイプありますので、合う方をお選びください。
予算は一万円前後です。
ゼンハイザー MOMENTUM In-Ear カナル型イヤホン iモデル Apple iOS向け MOMENTUM In-Ear i【国内正規品】
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2015/02/05
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■ SHURE SE215SP
シュアがけやマイクで有名なシュアーのイヤホン。
透明な青色が可愛らしいです。
正直なところ、音質は価格に対して普通から良い方に留まるのですが、遮音性が抜群。その分、通勤通学中でもしっかりと音楽だけが聞こえます。きっちり耳に栓ができる低反発イヤーチップが最高で、音を遮断したい方にオススメです。
予算は一万円前後です。
SHURE イヤホン SE215 Special Edition/カナル型 高遮音性/トランススルーセントブルー SE215SPE-A【国内正規品】
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2012/11/28
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■ Final HEAVEN IV
シンプルなデザインがおしゃれなイヤホンです。
が、それよりも有名なのは音質の良さ。
バランスドアーマチュア型という中高域が得意なドライバを使っているのですが、そのためにボーカルが大の得意。それだけでなく、声の再生に向き、このブログでも声を中心としたジャンル(ボイスドラマ、同人音声、立体音響、アニメ、ノベルゲーム)などのオススメとして紹介させていただいたほどです。
カナル型なのに音抜けが良く、高域から中域にかけてきちんと延びます。
それだけでなく低音もしっかりと出るため、オールラウンド系の良さを持ちつつも、刺激的な音を鳴らす魅力的な機種となっています。
カラーはブラック、ホワイト、バイオレットの三種。
カスタマレビュー(Final Heaven IV)の評価も極めて高く、アニメやボイスドラマなどを聴く方に強くオススメしたいです。
final バランスドアーマチュア型イヤホン Heaven IV WHITE FI-HE4BWH3-A
- 出版社/メーカー: final
- 発売日: 2015/06/11
- メディア: エレクトロニクス
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おすすめのモニターヘッドホンを紹介してみる。
モニターヘッドホンで検索してこられる方のためにまとめてみます。
実は持っていない機種も多いので、強く語れないのは申し訳ないのですが、手持ちのヘッドホンとお店での視聴、他の方のレビューや一般的な評価を踏まえ、一言解説を付けてリストアップすると、こんな感じになります。
◇ 国内メーカー
・【日本のド定番】 Sony MDR-CD900ST
・【最高級】 SONY MDR-Z1000
・【5000円】 Audio-Technica ATH-M20X
・【聞きやすい声】 Audio-Technica SX1a
・【欧米での大人気機種】 Audio-Technica ATH-M50X
・【平面駆動形】 Fostex T50RP mk3n
・【バランス】 Roland RH300
◇ 海外メーカー
・【定番】 AKG K240 mk II
・【海外スタジオの定番】 Beyerdynamic DT770
・【安定のクリアさ】 SHURE SHR440
・【高級】 SHURE SHR1440
よく売れているのはSony MDR-CD900STですね。
実は私もこの機種を購入したことでヘッドホン沼に入りこんじゃいました。
それまで数千円のヘッドホンしかつかったことがなかったので、MDR-CD900STの高解像度にやられ、今まで聞いていた音楽はなんだったんだ……と本気で思いましたもの。
いろいろなスタジオで使われていることもあり、購入される方が多いようです。
実際、スタジオのと同じものが家にもあるとチェックしやすいですしね。
狭く密度の高い音場の中で、高解像度の音が成るため、音のチェック用、粗探し用に向いています。
ただ……正直な所あまりオススメしたくありません。
今、他にも多くの高性能ヘッドホンやイヤホンが出ていますし、音源も高いレベルの録音環境を備えたものがあります。そういったユーザー側の上昇に、このヘッドホンはついてってないんじゃないかな……と思ってしまいますので。(MDR-CD900STは低域が弱いので、そこのチェックがどうしても……)
モニター系の定番がほしいのでしたらオススメです。
また、声は聞きやすいのでアニメやボイスドラマなどには合います。
ただし、多くの所で言われているように、リスニングにはあまり向きません。
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
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あまりオススメしたくないのが、ATH-MX20です。
今回紹介している中でも低価格帯の5000円ちょっとで買えるヘッドホンだけあって、音の質がワンランク落ちます。モニター的な音と割り切って使うのもありですが、やっぱり音質そのものが疑問。アマゾンでベストセラー1位になっているのが不思議……というか、ランキングのトップに一度経つと、他人から評価されているからということで甘い点数になってしまうのかなあ……と思ったりします。
同じ5000円で探すなら、Aurvana Liveの方が絶対に良いです。モニター系ではありませんが、低価格帯のリスニングヘッドホンのド定番で、声が聞きやすく、アニメやアニソンに凄く合います。
Creative ヘッドホン Aurvana Live! HP-AURVN-LV
- 出版社/メーカー: クリエイティブ・メディア
- 発売日: 2007/11/10
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オススメは、Fostex T50RP mk3nです。
平面駆動形という特殊なドライバをつかっているのですが、お陰で高域から低域まで凄く安定した音を高いレベルで鳴らします。制動が聞いた音で、凄く分析的な解像感があるのですが、同時にリスニングも楽しめ、音に立体感があり、分解能も良く、音場が広いにもかかわらず声が近い……というスーパー優等生です。
欠点は、イヤーパッドが普通なことと、コネクタというか最初についているケーブル部分が貧弱すぎること。あと、インピーダンスが若干高いこと。そこらの弱点を踏まえても素晴らしい機種だと思います。
カスタマーレビュー(FOSTEX T50RP mk3n)では絶賛が多いです。
いや、本当に良いヘッドホンなのですよ。
Pentax AD 8x36を買ってみた。【ペンタックス、8倍36mm、ダハ型】
リコー・ペンタックスの経営がかんばしくないと聞いたので、応援を兼ねてペンタックス AD 8x36を買ってみました。
自宅で色々と見比べたのですがいい感じですね!
見え味はまさに一万円台ダハ機という感じ。
良い点は隅の方まではっきりしていること。
そして面白いことに、ゴーストがほぼありません。
その分フレアが普通くらいにでる感じです。
特徴はやはり36mmのレンズ。
32mmよりも明るさが得られます。
その分、42mmダハと重さもサイズも同じくらい。……というか同じ。
むしろ大きいまでありますね……。
(←Pentax AD 8x36 WP と Enkeeo 10x42 FMC→)
やっぱり普通の42mmよりも大きかったです。
そんな大きさが嫌われたのか、安いです。
店頭で見比べている分には、1万円台ダハ機のエースであるKowa SV32-8とあまり変わらない見え方だと思うのですが、コンパクトじゃないという時点で敬遠されるのかもですね。まあ、たしかに大きいですし。
とは言え、ベランダ派なら、この大きさや重さは気にならないと思います。
一万円台で8倍の30mmから40mmのダハを探している方は候補に入れてみてください。他と似たような見え味でも、安さで勝っていると思いますので。
KENKO プロフィールド 7x32を買ってみた。【7倍32mm、ポロ型】
Kenko プロフィールド 7x32を買ってみました。
これ……無茶苦茶良くないですか?
横に置いて見比べてますが、フルマルチコート機のKowa YF30-8よりも少しだけ見え味が良い気がします。いえ……見え味が良いというかは、周辺も含めた全体に透明感と明るさがある感じなのかもですが。あと、Kowa YF30-8にある映り込みもないですね。
明るさで勝っているのはわかります。プロフィールド 7x32の方が倍率が低く、レンズ径が大きいのですから。
でも、見え味の良さは驚異的です。
非球面レンズの効果が凄いということなのでしょうか。ダハ型でこの像を出そうと思えば二万円前後かそれ以上になるんじゃないかと思えるくらいにスッキリした像が見えます。
細かい部分でのスペックの良さが憎いです。
広角で、1000m先視界が148mもあります。
地味に三脚取付が可能。
なおかつ、像の歪みがほとんどありません。糸巻き? 樽状? どっちなの……? と思うくらい周辺に寄せても像の線が乱れません。
色収差も少なく、くっきりした線と色が目に入ってきます。
ただし夜は若干弱く、フレアもそれなりで、小さなゴーストがうようよします。
ちなみに色は寒色系。透明感があるというのは、この色味も関係しているのかもですね。
(プロフィールドの見口撮影。BK7らしく周辺が四角になる)
驚きなのは、これがBK7であり、マルチコートなこと。
BAK4でもなく、フルマルチでもなくこの見え味。
今までの双眼鏡観を横から殴られた感じです。
BK7とマルチコートでこんなに良い双眼鏡になるんですね……。
これ無茶苦茶超コスパが良い機種だと思います。
価格帯的にもライバルとなるKowa YF30-8が買っているのは軽さと防水であること……でしょうか。見え味や画質はプロフィールドのほうが少しだけですが上だと思いますし。
同じケンコー社のマルチコート機、ウルトラビュー 8x30 SP(生産終了)とは比較になりません。ウルトラビュー 8x30 SPは黄色の着色と微妙な暗さがあるのですが、プロフィールド 7x32は透き通った感じがします。ウルトラビューの方はBAK4だというのに。やはり、非球面レンズの有無が凄い性能差を生んでいるんだと思います。あと、ここ数年でコーティングの技術があがったとかなのかもですね。
弱点は非防水であること。
でも非防水のお陰でこの価格でこの見え味が手に入れらるのですから、文句はいいません。
惜しいのはゴム見口であること。
今の時代ゴム見口というのもどうやねんと思わなくもないですが、だからこそいい味を出しているという評価もできるかもですね。
◯ カスタマーレビュー(Kenko プロフィールド 7x32)
今、6000円台。
Pentax 8x21 UPや、Pentax 8x25 UPが6000円前後で売られていることを考えると、似た価格でこれが手に入るのは、超コスパなんじゃないでしょうか。
もちろん、PentaxのUPシリーズは携帯性に優れるので一概には言えませんが、見え味優先の鳥見やベランダ派には、このプロフィールド 7x32を強く推したいです。
とはいえ、防水の有無は結構大きいので、初めて購入される方は、Kowa YFシリーズも覗いてみてください。
大絶賛してしまった感じですが、10000円を大きく割った価格でこれは凄いですよ!
見え味を優先したい鳥見やベランダ派は是非選択肢に入れてください。
月見をしたい人のための双眼鏡
一般的に、天体観測の双眼鏡は7x50か10x50が推奨されてきました。
もちろん、星を見たい場合は大きいレンズ径は重要です。
小さくて暗い星を見るためには、集光力が必要ですし。
ですが、月を見るためにはレンズの大きさはそこまで必須ではありません。
ぶっちゃけた話、倍率が同じで光学性能があまり変わりないなら、21mmでも42mmでもそこまで見え方は変わりません。Pentax 8x21 UCF RとVixen アスコット ZR 8x42は三倍以上の価格差がありますが、月見限定で話をするなら、そこまで月の美しさが変わるわけではありません。
というのも、月は元から明るいため、集光力は低くてもかまわないんです。
それよりも見え味により差が出てきます。
家にある8倍の双眼鏡で比べると、こんな感じです。
X 1000円級の8倍双眼鏡 : クレーターが確認しづらい。
△ 5000円級の8倍双眼鏡 : クレーターが確認できる。
◯ 10000円級の8倍双眼鏡 : クレーターがはっきり確認できる。
◎ 30000円級の8倍双眼鏡 : 透明感があり、色も形も美しい。
見え方が少しかわるだけで、価格は跳ね上がります。
それよりも、倍率の差を挙げるほうが効率が良いです。
16倍の双眼鏡なら、8倍のものよりも倍大きく見えます。
月見においては、倍率が高いほうがオススメです。
ただし、まともに見える双眼鏡はちゃんとしたメーカーの20倍くらいまで。
100倍の双眼鏡があっても絶対に買わないでください。
倍率での大体のイメージを挙げると……。
6倍双眼鏡 : 小さな月。クレーターは確認できなくもない。
8倍双眼鏡 : 双眼鏡の基本倍率。クレーターが確認できる。
10倍双眼鏡 : 迫力アップ。
12倍双眼鏡 : 迫力さらにアップ!
16倍双眼鏡 : ド迫力!
という感じです。
ただし、10倍、12倍、16倍は手ブレします。
そこで、三脚(一脚)が使えるか否かが重要になってくるわけで……。
月見をより楽しむなら、三脚が使えるものをオススメします。
(予算がないなら一脚でも大丈夫です)
とは言え、双眼鏡は手持ちでダラダラ見れるのもメリットの一つ。
そこで以下、「手持ち派」と「三脚派」に分けてオススメを書いていきます。
■ 手持ち派のためのオススメ双眼鏡(月見用)
◇ Pentax 8x21 UCF R(通称タンクロー)
三脚なんかイラネ、という方にオススメしたいです。
バードウォッチングやコンサートの入門機として有名。
鳥見もしたいなあ……と思っている人で、五千円以下の予算で迷ったら選んで欲しい定番機。お気軽な月見なら充分できる。(星見も可能だが、見える星の数はあまり増えない)
◇ Kenko New Mirage 10x50
手持ちでもいけるギリギリの倍率。
しかも50mmのレンズがあるので、星見もいける。
双眼鏡のスペックから大体の性能が推測できる人だと、BK7プリズムとモノコートが気になるかもしれないが、周辺部の像が悪いだけで、結構いける。
手持ちが飽きたら三脚にとりつけることもできる。
(星見のために7x50を買うのもありだが、7倍よりは10倍の方が月見は楽しい)
◇ Kowa YF30-8
バードウォッチング入門機の定番。
フルマルチコートの防水付き。
三脚が無理なこと以外は素晴らしすぎるスペック。
一万円までの予算の人で、将来三脚に取り付ける予定がない人はYF30-8を選ぶのがベスト。
◇ Kowa BD42-8XD
先に紹介したKowa YF30-8から一気にお高くなるが、YF30-8から明確に綺麗に月が見えるものとなると、手持ちではこの機種になる。(逆に言えば、YF30-8のコストパフォーマンスが良すぎる)
画面に透明感があり、突き抜けているように綺麗。
月は美しく、陰影もはっきりしている。星見も充分。三脚も可。
明確にこれ以上となると、ポロ型最上級や十万超えのダハになる。
■ 三脚派のためのオススメ双眼鏡(月見用)
◇ Kenko New Mirage 16x50
月見において、倍率高いは正義。三脚が使えるのも正義。
そこで、一万円以下で買う場合のベストがこちら。Kenko New Mirage 16x50。
BK7プリズムのモノコートだが、普通によく見える。
なお、セレストロン 15x70も一万円以下で購入できるが、色収差が気になって見送った。セレストロン 15x70も天体観測の定番機なので、興味のある方は。
◇ その他の高倍率機
今所有している中で、もっとも高価な高倍率機はYukon Furutus 16x50です。
ここで紹介してもいいのですが、すでに販売終了しているらしく、製品紹介を見ることができません。
また良いスペックを持つ定番機を紹介しても良いのですが、過去に見た記憶で語るのもなんですので紹介は控えさせていただきます。
お店で覗いたり、他サイトのレビューをご覧ください。
■ 格安派のための一脚+自由雲台+双眼鏡アダプタ
私も使っているのですが、予算を抑えたい場合は一脚+自由雲台+双眼鏡アダプタで良いと思います。
と言うか……。三脚でアダプタや自由雲台をプラスして、自分の身長よりも高くなる商品って、お高いのですよ……。少し高い位置の星見でも、双眼鏡の角度を上げなければならないので、見口が下になります。その為、自分よりも背の高い三脚(あるいは一脚)が必要になってきます。
その点、一脚は安いものでも全高が170cmあったりしますし。
私の場合、一脚のセットは──、
一脚は、amazon ベーシック 一脚。
自由雲台は、HAKUBA 自由雲台 BH-1。(ただし重い双眼鏡が耐えられるかは不明)
双眼鏡アダプタは、Kenko 双眼鏡アクセサリー 三脚取付ホルダー KTH-001。
──を使っています。これでトータル四千円くらい。
おそらくこの三つがあれば、星見が楽になると思いますので。(なお三脚じゃないので、本当にある程度手ブレがゆるくだけです。むしろ楽になるのは星見ではなく鳥見で、横揺れだけになる分、かなり見やすくなります。星見でも、ほぼ横に見れる位置にある月は、かなり見やすくなると思います)
■ その他あれこれ
・双眼鏡で見る場合、満月よりも半月や三日月の方が面白い。(満月だとクレーターの凹凸が現れないため)
・満月だと明るすぎてフレアがきつく、性能が悪い双眼鏡だと画面が白む。
・三日月から半月くらいだと、フレアも少なく、クレーターを楽しめる。
・三脚が高いなら一脚を。千円台の一脚でも結構安定する。
・三脚(一脚)につけるには、アダプタが必要。1000円から2000円くらい。
以上、参考になれば幸いです。
Nikon社の双眼鏡のおすすめを挙げてみる。【100周年】
ペンタックスに続いてお前もかっ!
せっかく今年100周年なのにニコンの業績が微妙っぽいと聞きました。
応援のためにニコンが出しているオススメの双眼鏡を挙げてみます。
ちなみに私が持っているのは、Nikon E2 8x30です。
あと、Nikon 遊 4x10DかNikon ミクロン 6x15はいつか買っちゃうかもしれません。お店で覗いている分には凄く良いですし。
というわけで、Nikonのオススメ双眼鏡です。
◇ Nikon E2 8x30
日本を代表するニコンの名機。
いや、世界のポロ型を代表する名機と言ってもいいのかもしれない。
中心部の見え味は欧州御三家のハイエンド級と言われ、しかも広角。なのに四万円台で買えるこの機種はコストパフォーマンスが良すぎる。
知人と一緒に双眼鏡コーナーに寄るようなことがあれば、必ず見せる機種。
見せたときには必ず見え味に驚いてくれるが、値段にも驚かれる。日本製。
◇ Nikon モナーク 7 8x30
鳥見の超定番機。
コンパクトなボディの中に、ハイレベルな光学性能が詰め込まれている。
名機E2と比較して尚、こちらの方がバランスが良いと言う人もいるほど。
実際、凄く軽いのに見え味はスッキリ。バーダーに超オススメの一台。
◇ Nikon 遊 4x10
観劇などの用途に使える携帯機。
薄く、小さく、かさばらない。
なのに見え味はクリア。ニコンらしい上品な出来。
◇ Nikon ミクロン 6x15
同じく小型携帯機の逸品。
大正時代に販売されていたものの復刻品。
見え味はよく、小型機としてかなりの性能。
ベランダ派のための双眼鏡【自宅派、自分の部屋派】
双眼鏡は部屋のベランダが中心って人、結構多いと思うんですよ!
実際私がそうですし。
ですが多くの双眼鏡の記事は、鳥見と星見の二大需要にだけターゲットを絞り、「鳥のたくさんいる場所まで歩く」ことや、「光害のない地域にまで行く」ことを前提にして書かれています。
そこで、今回はあえてベランダ派にしぼったオススメを選んでみました。
参考になれば幸いです。
■ 厳選! ベランダ派のための双眼鏡(手持ち編)
手持ちを考えているベランダ派の場合、この二つがオススメです。
◇ 【入門機】 Kenko プロフィールド 7x32
◇ 【高級機】 Kowa BD42-8XD Prominar
まず最初のオススメはKenko プロフィールド 7x32です。
最近買った双眼鏡なのですが、正直コスパが良すぎます。
まず見え味がダントツ。BK7にマルチコートと、スペックを聞いただけでは大したことないのに、覗いてみると1万円台から2万円台のダハを凌駕します。(ポロ型同価格帯のライバル機、Kowa YF30-8よりも見え味が良いのです)
明確にプロフィールド以上の見え味となると、一気に価格帯が飛んで、もう一つのオススメ機種であるKowa BD42-8XDクラスにするか、ポロ型30mmの最高峰、Nikon E2 8x30を手に取るしかありません。それくらいコスパ抜群の機種。
そしてKowa BD42-8XD。
コーワの主力機たるProminarの呼称がついているだけはあり、とても素晴らしい双眼鏡です。
端の方まで明るくクッキリ見え味の良い視界が広がります。
何より素敵なのは透明感。双眼鏡は実際の目で見るよりも綺麗に見えると言われるときがありますが、それを体験できた逸品でした。購入して最初覗き込んだとき、景色のあまりの綺麗さにびっくりしましたもの。
鳥も月も星も町並みも、透き通った空気の中で見ているような気持ちにしてくれます。
これ以上のものをとなると、ハイエンド機に手を出さなくてはならない……というか、実際ハイエンド機くらいしかライバルはいないんですけどね……。
オススメです。
以上の二つ──。
ベランダ派でしたら、予算にあわせてどちらかにするのが一番コスパが高いと思います。
…………が!
予算や好みなどで、上記二機種だけだと若干合わない人もいるかと思います。
そこで、いくつか補足的な紹介をさせていただきます。
■ 「ベランダでも軽いのが欲しいんだよ!」派
◇ 【定番機】 Pentax 8x21 UCF R
軽いのがほしいとなればこれ。
Pentax 8x21 UCF R。
防水はありませんが、部屋のベランダなら、濡れることもありません。
この価格なのに非球面レンズを採用しており、隅々までクリアな景色を見せてくれます。発売から長い間定番機として君臨してきただけはあるという感じ。
ただし、星見がしたい方はもう少しレンズ径が大きいものをおすすめします。
■ 「星が見たいんだよ!」派
◇ 【手持ち派】 Kenko New Mirage 10x50
◇ 【三脚使用派】 Kenko New Mirage 16x50
星が見たい方は入門としてKenko New Mirage 10x50か16x50がオススメです。
ガラスはBK7ですが見え味は充分。
周辺部は微妙ですが、中心部は一万円前後のダハよりも鋭くクリアです。
コスト削減のために削ったであろうボディの質が、だからこその軽さを生んでいて扱いやすいです。
16x50は三脚……というかは一脚を前提にしてください。この記事の最後の方のおまけで書く予定ですが、三脚の場合、相当大きなベランダでないと脚を広げる充分なスペースが確保できませんので。
■ 「素晴らしい見え味を!」派。
◇ 【最高級】 Nikon E2 8x30
お金を出してもいいから綺麗な見え味を……ということでしたら、Nikon E2 8x30がオススメです。日本を代表する名機……というか、世界を代表する名機と言っても過言ではありません。四万円という手を伸ばせば買える価格なのに、中心部の見え味はハイエンドクラス──十数万から二十万オーバーの双眼鏡たちと変わらないと言われています。(ただしNikon E2 8x30に防水はありません。アイレリーフも短く、若干特殊な機種ですので、きちんとスペックを調べた上でご購入ください)
■ 「景色が見たいんだけど」派。
◇ 【入門機】 サイトロン safari 5x20
この双眼鏡は良いですよ!
扱いやすいですし、視界は広いですし、奥行きもあります。
覗きやすいですし、明るいですし、なにより見え味がクリアです。
入門機と書いてはいますが、八倍や十倍機を使い倒したあとの方が、この双眼鏡の良さはわかりやすいと思います。
■ おまけ : 三脚を使ってみたい人向け & 筋力に自信がない人向け
三脚あると楽ですよー。
自分で双眼鏡をもたなくても良いんですもの。
おかげで重たい双眼鏡をらくらく使えます。(ただし……三脚の推奨荷重に注意しておいてください。支えられる限度があります)
ですが……。
ベランダ派のみなさん、三脚はダメです。
とても大きなベランダを持っていない限りは一脚にしましょう。
狭いベランダだと、そもそも三脚の脚が広がらない可能性がありますので。
私が実際に使っている一脚の組み合わせは──。
【一脚】 Amazon ベーシック 一脚
【自由雲台】 HAKUBA 自由雲台
【アダプタ】 KENKO 双眼鏡アクセサリー
です。
これで4000円くらい。
ここに双眼鏡をくっつけるとこんな感じに。
(上から、双眼鏡、三脚アダプタ、自由雲台、一脚)
アダプタは汎用性があると思うのですが、基本的にはその双眼鏡の正規品を使うのが無難です。
自由雲台ですが、鳥見なら大丈夫な場合も
すごく背が高い人が天体観測をする場合、一脚の下に何かを置くなどしてゲタを履かせれば覗き込みやすくなります。