通販で買えるおすすめの甘酒を飲み比べてみた。【美味しさ比較、糀、酒粕、飲む点滴、健康、美容】
甘酒、美味しいですよね!
私も何年か前にどハマりし、以来三十種以上の種類を甘酒を飲みくらべてきました。
千年を越す伝統的な飲み物で、江戸時代からすでに、夏バテ防止のために飲む栄養ドリンクとして知られていました。現代でも飲む点滴と言われ、最近の健康&美容の流れで紹介されることも多いです。
せっかく飲むなら美味しいものを飲んでみたい!
──そんな方のために、通販などで簡単に買えるものを中心に紹介していきたいと思います。
以下は特筆していなければ、全て「お米と米麹から作られた甘酒」です。
「原材料が酒粕の甘酒」も同じ甘酒なのですが、あまりオススメしません。
2017年04月、新商品追記。
◆ 最高におすすめの甘酒四種! この四つは個人的なド定番!
・ぶんご銘醸 麹天然仕込み 酒造の甘酒 : 濃厚系。私が甘酒にハマった原因です。いままで飲んで来た中で一番美味しく、何度もリピしました。これは定期便で買っても良いと思えるほどの味で、この味の魅力にハマった人が多いのか、なんとカスタマーレビュー(ぶんご銘醸 麹天然仕込み 酒造の甘酒)には400件超のレビューが投稿されています。時々プレミアが付いてものすごく高騰しています。
・国菊 甘酒 : ぶんご銘醸はとはかなり違って、するりと飲めるサラサラ系。米粒は少なくあっさり系なのですが、ぶんご銘醸とは違った美味しさが味わえます。濃い甘酒が苦手な方に。
・遠藤酒造 造り酒屋の甘酒 : むちゃくちゃ美味しいです。甘さのバランスが素晴らしく、ぶんご銘醸や国菊、そして八海山に並ぶ味です。サラサラ系の中でも適度にさらっとしている感じ。
・八海山 糀だけでつくったあまざけ : あっさり系で癖のない美味しさ。ただし、通販はだいたいプレミア価格。地元で探して買うのが良さげです。
2017年04月追記。
・糀屋藤平の甘酒 : これは美味。バランスの良い安定した美味しさ。甘め。はっきり言ってトップ級と並ぶ。最近登録されたが、これから人気が出そう。他が高騰していたらこれを。
せっかくのレビューだから有名ドコロ以外のものを上げてみたいのですが、なんやかんやで有名なものが美味しかったです。やっぱり皆さん口が肥えてらっしゃるのか、レビュー評価の高いものは美味しいんですよ!
特にオススメしたいのは、ぶんご銘醸 酒造の甘酒。
濃厚系で、入っている米粒が大きいです。
最初に口にしたときは本当衝撃でした。以来、通販やお店で何十という甘酒を買ってきましたが、一番だと思います。
また、濃厚系とサラサラ系は飲んだ感じが結構違います。
両タイプとも買って飲み比べると楽しいのでオススメです!(ぶんご銘醸と国菊の組み合わせが良いと思います)
- 出版社/メーカー: ぶんご銘醸
◆ 普通に美味しかったお米と米糀ベースの甘酒
・奥出雲酒造 あまざけ : ふんわりドロドロ系。口当たりの柔らかさが他にあまりないタイプ。
・鳴門屋 本格派田舎造り 甘酒 : 粒は大きめ。濃い目。美味しい。
・盛田 糀あまざけ : 普通に美味しい。
・国盛 酒造のあまざけ : 普通。ドロドロだけど米粒はないタイプ。
・よしのや 西之門 あまざけ : さっぱり系。米粒がない上澄みを上品にいただく感じ。実は最初の一口目はあまり美味しく感じなかったが、慣れてくると普通に美味しくいただけた。
・ヤマク食品 冷やし甘酒 : 優しくてまろやかな味。粒は若干小さめ。味が薄い分飲みやすい。
・来三郎 あま酒 : 普通の味。悪くはないがおすすめもしない。
・糀のおもい本舗 糀甘酒 : 普通に美味しい。米粒は少なめ系。少し上品。
・純米甘酒 糀麹 : 甘さ控えめの中ではダントツに控えめ。Cozykoziという英語表記も中二がかっていて嫌いじゃない。本当に甘さ控えめなので、最初に買うのはオススメしないが、他のオススメを飲んだあとで、もっと甘さ控えめなのが欲しいと思ったらこれを。値段的にも高くないのも良い。
この中で一番美味しかったのは、鳴門屋の本格派田舎造り甘酒です。
あっさりサラサラ系よりも米粒が大きい方を美味しく感じるみたいです。
また、甘さ控えめなのを探している場合は、純米甘酒 糀糀が良いです。本当に甘さが抑えられており、他の甘酒とくらべてかなり味わいが違います。
◆ 少々微妙だった<お米と米糀ベースの甘酒
・味の坊 麹の甘酒 : なぜかピンと来ませんでした。おいしいと感じなかった理由はわかりません……。
・マルコメ 米麹から作った甘酒 : 米粒がない薄めの甘酒をさらさら飲む感じ。清涼飲料とまでは言いませんが、すっと飲むライスミルク的な感じでした。
・一日一糀 生玄米甘酒 : かなり酸っぱくて玄米の苦みもあるという不思議な味。健康志向っぽいイメージですがおいしくはなかったです。
・黄桜 甘酒 : 薄いです……。
微妙と書いてはいますが、味の受け取り方なんて千差万別。あくまでも私とはあわなかっただけで、誰かにとってはものすごく美味しい甘酒だと思います。(トマト好きとトマト嫌い、ピーマン好きとピーマン嫌いの間には大きな溝があるのと同じく、甘酒の微妙な味の違いにも好みは出てくると思いますし)
甘酒フリークの方は色々とお試しくださいませ。
◆ 酒粕ベースの甘酒
甘酒には二種類あり、米麹を使ってお米を発酵させて作るものと、酒粕をベースに作るものがあります。
ですが、酒粕をベースに作られたものは、美味しいと感じたものがほとんどなく……。
お米と米麹から作られた甘酒の方をオススメしたいです。
◆ その他、少々変わった甘酒のメモ
・ラブレ発酵菌 さわやか甘酒 : ラブレ発酵菌というものを使って発酵させた甘酒。かなり特殊。上に書いた「あまずっぱ味 仙醸 白こうじあまざけ」と似てなくもない。
・あまずっぱ味 仙醸 白こうじあまざけ : その名の通りあまずっぱ味。レモンヨーグルトに似たような味。かなり特殊。
・山崎合資会社 一糀。ノンアルコール甘酒【抹茶入り】 : 抹茶も好きだし、甘酒も好きだけれど、この味はダメでした。
・信州自然王国 桜甘酒 : 桜餅は好きなのだけれど、桜系の味付けをしたドリンクは苦手なの忘れてました……。私はダメでしたが、好きな人は好きかもしれません。
変わった甘酒は最近の甘酒ブームを契機に爆発的に増えた印象です。
健康美容ブームによって色々なメーカーの甘酒にスポットライトがあたり、流通に乗ってきたのでしょう。
甘酒好きにとってはものすごくいい流れ!
どんどん色々なメーカーが甘酒に挑戦し、もっともっと美味しい甘酒が生まれるとうれしいですね!
- 出版社/メーカー: 遠藤酒造場
■ 自宅で甘酒を作るには?
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーなどで作れるようです。