ハイレゾ対応の高コスパイヤホン、ELECOM EHP-CH1000を買ってみた。【カナル型、3000円台】
ELECOM EHP-CH1000を買ってみました。
ぱっと聞き、すごく高域がキレイです。この価格帯でこれほどの高域の綺麗さを探そうと思ってもなかなかないくらい。
色はゴールドとシルバー。
最初に書いたとおり、得意なのは高域。
ただし、全体的に硬質な音なので、そこが苦手な方がいるかもしれません。
欠点は中域。
若干遠く、全体に平坦な感じがします。ボーカルをメインに聞かれる方、ならびにアニメやウェブラジオと言った声をメインに聞かれる方は他のイヤホンを探された方がいいでしょう。
とは言え、音の良いDAPにつないだり、良い音源で聞いたりすると、それに比例するように素敵な音を鳴らしてくれます。素材の良さにそのまま反応する素直なイヤホンなのかもしれません。
他のイヤホンにも言えることですが、イヤーピースを含めた耳との密着感がかなり大事です。渡しの場合、イヤーピースを大きめのものに変えると深みのある低音が出るようになりました。
3000円台という価格ではなかなかのイヤホンだと想います。
発売当初は8000円くらいでしたが、2016年12月現在は、3000円台の入手しやすい価格で販売されています。
この価格帯で勝負になるのは、中域が得意なZero-Audioのテノーレ、あるいは低域が得意なZero-AudioのバッソやSatolexのTubomi(DH298-A1)と言ったところでしょうか。
もしEHP-CH1000にこだわりがなく、高域が得意なカナル型イヤホンをお探しなら、茶楽音人のCo-Donguri-雫もお試しください。1000円価格が上がるだけで、結構いい感じの音が手に入ります。
EHP-CH1000と同じく高域が得意なイヤホンで、ケーブルがかなり上質になり、中域がよりクリアになります。ただし、Co-Donguri-雫は音源のよくない曲は苦手です。音源の悪さをそのまま出してしまうのでスカスカに聞こえてしまうのです。Youtubeやニコニコの中でも質が高いとは言えない圧縮音源をメインに聞かれる方は、Co-Donguri-雫は選ばない方がいいかもしれません。
また、EHP-CH1000よりも硬質な音を出すため、しっとりしている曲やゆったりしている曲を聞こうとすると全然合わない場合があります。
長々と書いてしまいましたが、EHP-CH1000は価格に対してすごくコスパが高い良いイヤホンだと想います。人気がものすごく高く、カスタマーレビュー(ELECOM EHP-CH1000)に500件も投稿されているくらいですしね。
● カスタマーレビュー(ELECOM EHP-CH1000)
エレコム ハイレゾ対応 ステレオ イヤホン カナル 9.8mm ドライバ ゴールド EHP-CH1000GD
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: エレクトロニクス
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