今季使った加湿器のおすすめとその選び方
今シーズン、初めて加湿器を買い、使いました。
その間に学んだことを簡単にまとめてみます。
◆ 加湿器の種類と注意点
加湿器には大きく分けて二つのタイプがあります。
加熱型と超音波型です。
まず、加熱型ですが、ポットのように電力の力で水を加熱し、水蒸気を発生させることで加湿します。象印やタイガーなど、電気ポットメーカーが制作していることが多いです。
次に、超音波型ですが、水を超音波で砕くことで、加湿します。格安で作れることで中国メーカーの商品が多いです。
加熱型の注意点として、実際に加熱するため、倒した場合、火傷する場合があります。小さなお子さんがいる家庭では、取り扱いに注意しなければなりません。加湿量は多めで、大量の水蒸気を出すことができます。
超音波型の注意点として、入った水を加熱せずに砕くため、汚れた水を使った場合、その水をそのまま肺に取り込むことがあります。健康のために加湿器を買ったのに、余計に体を悪くすることもありえます。実際「加湿器病」という症状もあるようです。なお、加湿量は少なめです。
これらを総合して、私は、「超音波型の方がより危険」と考えました。
定期的な洗浄がきっちりできるのであれば、超音波型でも構わないのでしょうが、水が腐ったり、バイキンが繁殖したりした場合でも、超音波型は気にせずその水を砕いて空気中に撒き散らします。ですが、加熱型は水を沸騰させて水蒸気を出すため、その水蒸気は基本的に安全です。(熱い蒸気は出続けていますが)
そこで、加熱型の加湿器を買いました。
◆ 象印スチーム加湿器 EE-RK35-CAを購入
購入費用は一万円台でした。
この機種を選んだ理由は簡単で、アマゾンで評価も良く、加湿器型のベストセラーになっていたというだけのことです。(今回は、あまり迷って考えないようにしました。迷って考え尽くすのも楽しいんですけどね!)
・Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: スチーム方式加湿器
今冬の一期使っただけですが、かなり良いです。
加湿量を多めに設定して一時間くらいすると、外気との温度差にもよりますが、窓に水滴が付く場合もあります。しっかり部屋が加湿されていると感じます。
置いている場所には時々知り合いの幼児が来るのですが、加湿器をつけ始めてから鼻水が止まるようになりました。理由はわからないのですが、鼻の乾燥が収まったおかげか、あるいは水分のおかげで花粉などが窓の水滴にくっついて部屋の中に飛散しなくなったためか……。
・Amazon.co.jp: 象印 スチーム式加湿器 加湿量350mL/h ベージュ EE-RK35-CA
今のところ不具合や、他に気をつけた方が良い点は見つかっていません。
こんなに加湿してくれるなら、来季の頭くらいに、自室用にも買っていいかもと思い始めているほど気に入っています。
(ただ……自室には本が大量にあるので、その辺りをどうするか悩み中……)
加湿機でお悩みの方の参考になれば幸いです。