おすすめの耳掛け型ヘッドホン【比較、レビュー】
耳かけヘッドホン、良いですよ!
安価ながらもイヤホンよりも大きなドライバを使っており、しかも耳を密閉しないので開放感ある音を聞かせてくれます。また、ヘッドホンよりも夏に蒸れないのはいい感じです。
欠点は遮音性のなさと、音漏れの大きさ。満員電車の中など公共の場所での使用はやめておいた方がいいかもしれません。
あと、安い耳かけ型の場合、ずっと装着していると耳かけ部分が痛くなる可能性があります。
では、以下、おすすめの機種を上げていきます。
◆ 耳かけヘッドホン初心者に買って欲しい最初の一台は?
最初の一台として、もっともオススメなのがKoss KSC75です。
低価格ホンの名機、Koss PortaProと似たような音を出すのですが、その半分くらいの価格で買えます。ただし、ボーカルから高域にかけて若干の曇りを感じます。音楽的にとてもノリが良く聞こえるため、ロックやハウスと言ったジャンルで活躍します。
普通の音質を好まれる方はSony MDR-Q38がオススメです。
耳掛け型なのにバランスが良く、高域から低域まできちんと聞こえます。
なお、より高級なものが必要でしたら、MDR-Q68を。耳掛けの部分がより太くなり、耳に優しくなったのに足して、コード巻き取り機能が強化されており、収納するときに凄く楽です。
■ 最高級の耳掛けヘッドホン Audio-Technica ATH-EW9
これはすごいです。
最高級の耳掛けヘッドホン ATH-EW9。
この価格でここまで素敵な音を出すとは思いませんでした。
高音質、高解像度、広い音場に高い分解能。
高域に刺激があり、声も綺麗に聞こえ、低域もタイトに鳴らしてきます。
これを手にしたら他の耳掛け型は要りません。
比べる必要もないくらいダントツの高音質です。(ATH-EW9と唯一使い分けが出来うるのが、低音と温かい音に魅力のあるKOSS KSC75くらいだと思います)
資金に余裕のある方は、他に目移りせず、さくっとこのATH-EW9を買うのがオススメです。同価格帯のイヤホンやヘッドホンと比較してもオススメできる名機です。
耳へのかけ心地が素晴らしいです。
他の耳掛けヘッドホンは、ちょっとしたら外れそうだったり、微妙に重かったり、挟む力と素材の兼ね合いで耳が痛かったりしちゃう場合があるのですが、このつけ心地の軽さと楽さはダントツでした。
カスタマーレビュー(ATH-EW9)にも、音質だけでなく、装着感まわりのレビューがたくさん投稿されていたりします。
耳掛け型ヘッドホン愛好家は是非!
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以下、過去の比較記事をそのまま掲載しておきます。
おすすめとはまた違うので、必要な方だけ御覧ください。
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◆ 耳かけ型ヘッドホンの比較
現在所有しているのは、4機種。(2017年現在は11機種)
・Audio-Technica ATH-EQ300 (画像、白)
・Koss KSC75 (画像、黒銀)
・JVC HP-AL102 (画像、ピンク)
・Panasonic RP-HZ47 (画像、青)
1000円以下から3000円以下までと、どれも低価格帯で買える耳掛け型ヘッドホンです。
しかし、こう見るとKoss KSC75だけがダントツで大きいですね……。
この中で比較して、オススメを選べればと思います。
(実は他にも、100円ショップで購入したものとか、中国から購入した怪しげなものがあるのですが、それらは比較対象から外しておきます)
◆ 比較
先に言っておきますが、「あえてつけるなら……」の順位です。
実際に聞いてみると、微妙な差異にとどまる場合がほとんどですが、ご了承ください。
◇ 高域寄り、低域寄り
・高域寄り(低域少なめ) : RP-HZ47、ATH-EQ300
・高域寄り(低域若干少なめ) : HP-AL102
・低域寄り : KSC75
◇ 音質
・普通 : KSC75
・若干軽め : HP-AL102 、RP-HZ47、ATH-EQ300
◇ ボーカルの近さ
・普通 : HP-AL102 、RP-HZ47、ATH-EQ300
・若干遠目 : KSC75
◇ その他
・中域、高域に若干の曇りがある時がある : KSC75
・音がキンキンして聞こえる時がある : RP-HZ47、HP-AL102、ATH-EQ300
・コードが短め : HP-AL102
・U字型のコード : RP-HZ47、HP-AL102、ATH-EQ300