低価格帯でちょいと話題のSATOLEX DH298-A1を買ってみました。
パッケージには、「HI-Res AUDIO」と「MADE IN JAPAN」の文字。
この価格で日本製とは! ということで試聴もせずにポチっちゃいました。
肝心の音ですが、価格を考えるとかなりコスパが高いです。
落ち着いた感じの低音が、しっかり全体を支えています。
まろやかな低音好きの方なら、一万円以下の人気の機種と比べても、名前が上がりそうなイヤホンです。
以下、簡単にレビューを。
・tubomi(つぼみ)という可愛い名前なのに聴こえてくる音は逆。イメージは可愛さよりも渋い大人っぽさ。しっかりした低音が、でしゃばらずに後ろで支えて音全体を調和させている。
・中高域は充分。低音に負けずしっかり聞こえる。価格を考えるとかなりよさ気。(ただし、中高音が若干埋もれる曲もある)
・メインパートをしっかり聴かせるタイプ。
・得意なのは低音。ただし、サポート系の低音で全体を渋くまとめている。
・とは言え、曲によってはここぞとばかりに迫力ある低音に。特にEDMやハウス、トランスなどのリズム感あるダンスミュージックにものすごく合う!
低音が素敵に耳に届く、お気に入りのイヤホンです。
同価格帯のヘッドホンとの比較になりますが、ポルタプロは低音を軸として楽しさに寄せた感じですが、DH298は低音を軸としながらも渋く落ち着かせた感じです。
かと言って、迫力が無いわけではありません。低音メインの曲ではしっかりと聞かせてくれます。
日本製イヤホンということもあってすごく好印象。
予算が五千円以下で低音好きの方は是非!
5000円以下のイヤホンとしてはすごく性能が高い気がします。
なんというか、時々、ドキッとするほど空間表現が上手な時があるのです。
予算が5000円以下なら、是非聴いてみてください!
あと、予算があるなら、ハウジングがアルミ筐体のSATOLEX DH299-A1もむちゃくちゃ良いです。制動が聞いているのか、音がシャープになり、中高音がよりはっきりくっきり聞こえます。
お値段が高いだけはある……という感じ。
追加で買っちゃうのもありかも……と思っています。