DUNU DN-12 Tridentのレビュー【カナル型イヤホン】
DUNU DN-12 Tridentはブログを始める前から持っていたイヤホンです。
台湾のDUNU社が発売しているエントリークラスのダイナミック型イヤホンで、低音に軸をおいたタイプ。日本ではアニメ絵のボックスに入れて販売されていました。
イヤホンをそれほど持っていない時期に買ったものだったので、結構お気に入りだったのですが、今改めて耳にすると、若干おすすめしにくい……というのが正直なところです。
以下、簡単に箇条書きにレビューを。
・高域のノビが若干悪い時がある。(ただし、五千円以下のイヤホンなのでこんなものと言えばこんなものかもしれません。最近は五千円以下でも伸びがいいものが出てきているので、最近の評価の高い機種を聞いているとコスパが悪く感じてしまうのですが)
・重心は低め。低音が強い。
・低音は多いが、ボーカルはしっかり聞こえる。
・女性ボーカルよりも男性ボーカルのほうが得意な気がする。
・リングの色が違うので、LRの区別はつきやすい。
・ケーブルは普通。可もなく不可もなく。
・トータルとして、五千円以下で買えるイヤホンとしてはなかなかだけれど、今ではもっといいものがあるという感じです。(例えば、Co-donguriとか)
昔は良いイヤホンだと思っていたのですが、一万円以下でたくさん良いイヤホンが出てきた今となっては、無理に買う必要はない気がします。
DUNUが好きな人は、やはり、DN-1000やDN-2000を、……という感じでしょうか。(個人的には、DN-2000がおすすめです)
とは言っても、このDN-12はイヤホン沼に入りかけの頃に買った思い入れのあるイヤホン。これからも時々取り出して、使っていくと思います。