ボイスドラマや同人音声にオススメのイヤホンとヘッドホンを厳選してみた【WEB ラジオ、サウンドドラマ、催眠音声など】
最高の声を最高のままに聴きたいんじゃあああああああ!
という思いからヘッドホンやイヤホンやアンプに凝りだし、今は棚に数十もの機種が並べられているわけですが、せっかくですから、賑わいをみせるボイスドラマや同人音声向けのものを探してみました。
声が聴きやすいことを中心に厳選しています。
このブログの他のまとめ記事──バイノーラル録音ものやアニメやアニソン向けの記事などと、選考機種かなりかぶっていたりしますが、参考にしていただけると幸いです。
特に「バイノーラル録音&作品にオススメのイヤホン、ヘッドホン」の記事には、声が得意な機種をたくさんまとめています。よろしければ御覧ください。
◆ 同人音声やボイスドラマにおすすめのセミオープン型ヘッドホン、FOSTEX T50RP mk3n
ヘッドホン部門の最初はこちら──、T50RP mk3nです。
特徴としては、物凄く高い基礎能力。
解像度も分解能も高く、音場もすごく広いです。
なのに声が近く聞こえるという超絶スーパー優等生!
最近コミックガムで、「ミミヨリ ハルモニア」というヘッドホンソムリエ漫画が始まったのですが、その第一話で取り上げられたのが、実はこのT50RP mk3n。
第一話で使われたということは、ヘッドホンマニアの作者が自信を持ってオススメできるヘッドホンなのでしょう。
実際、カスタマーレビュー(FOSTEX T50RP mk3n)でも絶賛の声がほとんど!
● カスタマーレビュー(FOSTEX T50RP mk3n)
個人的にはこの記事の中でも一番オススメしたいと思っているのですが、弱点が少しあります。
イヤーパッドが薄く、長時間装着していると耳が痛くなるかもしれないということと、インピーダンスが若干高めのため、できればアンプにつなげた方が良い……ということ。そして、セミオープン型故に、若干だけ音漏れがするということです。(と言っても、爆音にしなければ、そこまでは漏れるものではありません)
ですが、それらの弱点など吹き飛ぶくらい、この機種はオススメ!
音場の広いヘッドホンだからこそ感じられる立体的な演出に、甘い声、綺麗な声、かっこいい声、とろける声──。
是非入手して、素敵な声に浸ってみてくださいませ!
◆ 自然な声と音の迫力が同居する名ヘッドホン、Philips Fidelio X2
Philips Fidelio X2はほんとすごいですよ!
開放型由来の自然な伸びと広がりを持ちつつ、濃厚で迫力ある低音と繊細で可憐な高域が同居しているのです。
この記事で紹介しているだけあって、声の聞きやすさも格別。
3万円前後出せるなら、超オススメのヘッドホンです。
ボイスドラマだけでなく、映画やアニメにものすごく合っています。
声や音が自然に聞こえるにもかかわらず、低音の迫力と高音の繊細さが素晴らしく、迫力ある効果音が広い音場に綺麗に再生されるのです。効果音の素晴らしいアニメでは、『ガールズアンドパンツァー』とか『ピンポン』とかが好きだったりするのですが、これで視聴するそれらは最高!
また、効果音やBGMを堪能できるゲームともものすごく相性が良いです。
迫力ある低音が素敵に響くアクションだけでなく、ボイスがたくさん使われているノベルゲームでも素晴らしい
って……ボイスドラマじゃなく、映画やアニメやゲームの話になってしまいましたが、とにかく素晴らしいヘッドホンです!
ただ一つ、ボイスドラマ専用のヘッドホンとして使うには弱点がありまして……。
このヘッドホン、開放型なんです。
つまり、音がある程度漏れるんです。(GradoやAKGの開放型ヘッドホンよりは漏れが少ないですが……)
一人暮らしならなんとかなりそうなのですが、家族と同居されている方は、まだ音漏れが小さいセミオープン型のT50RP mk3n、あるいはイヤホンを使う方がいいかもしれません。
● カスタマーレビュー(Philips Fidelio X2)
◆ ボイスドラマや同人音声に物凄くオススメのイヤホン、ONKYO E700M
2016年前半期の一番のヒットと言えば、何と言ってもこれでしょう。
ONKYOが発売した大ヒットイヤホン、E700Mです。
ごちうさ、タイバニ、ユーフォニアムなど、アニメコラボが発表されているのですが、その理由もわかるように声がとても聴きやすいのです。
アニメ本編はもちろん、オープニングやエンディングといったアニソンに合います。もちろん、今回のメインである同人音声やボイスドラマにもぴったりです。
特徴は、自然でクリアな聴きやすい音。
セミオープンであることも要因なのでしょうが、音の抜けが素晴らしいです。
声に癖がなく、男性の声も女性の声も綺麗に聞こえます。
解像度も分解能も充分なため、声に効果音やBGMが被ってもちゃんとそれぞれが聞き取れます。
音場は広めで立体感があります。
……なんだかここまで褒めるとウソっぽいですが、実際それくらいの言葉に耐えられるほど、素晴らしいイヤホンなのです。
ONKYO カナル型イヤホン セミオープン/ハイレゾ音源対応/コントロールマイク付 ブラック E700MB
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
問題は、2016年06月現在、品薄状態が続いていること。
なかなか手に入らないかもしれませんが、是非聴いてみてください!
◆ 艶のある声が素晴らしいカナル型イヤホン、ELECOM EHP-BA100
次に紹介するのは、ELECOM EHP-BA100。
ONKYO E700Mが自然な声なのに対し、こちらELECOM EHP-BA100は艶っぽく聞こえてきます。
中高域が得意と言われているバランスド・アーマチュア型を採用しているため、もとより声の再生は得意なのですが、この攻めた価格になっているのは、格安パソコン関連商品を展開してきたエレコムならではの営業努力でしょうか。
EHP-BA100の瑞々しい音は同価格帯のバランスド・アーマチュア型イヤホンでは飛び抜けていると思います。本当オススメ。
エレコム ステレオイヤホン Knowles社製バランスド・アーマチュア型ドライバ シルバー EHP-BA100SV
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る