きちんとレビューしたことがなかったので改めて。
Sennheiser MX375はインナーイヤー型の定番機の一つ。
音のタイプ的にはまったり系。落ち着いた感じの音をを出します。
以下、レビューを。
◇ パッド無し
・全体的になめらかで落ち着いた感じの音を出す。
・さらさら寄りだが、シャリシャリ感が抜けきってない。オノマトペのまま表現するなら、しゃらしゃらという感じ。とは言え、力強さがないわけではない。
・音自体はしっかりしている。
・開放型らしく、音の抜けはよく、自然。
・ハウジングは大きめ。耳にひっかけにくい人もいるかもしれない。(SE-CE521よりは少しだけ小さい感じ)
・高域はなだらか。
・低域もまろやかで広がりがある。耳に優しい感じの音。
・全体的に優しい音。ゆっくりまったり聴くときにオススメ。
・声もはっきり聞こえてくるため、作業用にアニメやボイスドラマ、Webラジオを聴くときに合う。
・ただし、エッジの聞いた曲には妙に合い、凄くノリが良くなるときがある。
◇ パッド装着時
・パッドをつけるとかなり音が代わり、低音寄りになる。
・低音の力強さと迫力が増す。
・全体的にさらにまろやかになる。
・特にボーカル部分が低音寄りになる気がする。
・全体的に少し曇る。
と、まあ、私なりのレビューを書いてみましたが、アマゾンで人気で百を越すレビューが投稿されているので、そちらを御覧頂いたほうが良いかもしれません。
お気楽に音楽を聞きたい時に使っています。
低価格帯のインナーイヤー型で大雑把に比較するのなら、
SE-CE521 : 元気で明るい音。楽しくノリの良い曲を聴く時に。
VJJB C1 : クリアでかっちりした音。
MX375 : 落ち着いた優しい音。まったり作業用に聞き流すときに。
という感じ。
SE-CE521だと若干雑に聞こえ、VJJB C1だと固く聞こえすぎるという人にオススメします。
2017年01月追記
AGPTeK M20という3499円の激安高音質DAPに付属しているイヤホンが、Sennheiser MX375にそっくりでした。(外見はおそらく同じ工場で作ったもの。音質もかなり似ていて、声の出し方が特に似ているんです)
2000円台前半でMX375を買うのでしたら、後千円ちょっと出して AGPTeK M20と付属イヤホンを手に入れられる方が遥かにお得だと思います。
なお。
AGPTeK M20は、明るく明瞭な音を出します。
AGPTeK M20で聴くとSennheiser MX375はかなりそちらに引っ張られて明るい音を出すので、ここのレビューとかなり違う印象を受けるかもしれません。
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