インナーイヤー型イヤホン Philips SHE2100 を買ってみた。【レビュー】
アメリカアマゾンからインナーイヤー型を購入してみたのですが、その一環。
Philips SHE2100です。
最初聞いてみて、あれ……。
この音、なんだかものすごく好きかもしれません。
アメリカアマゾンでの一般的評価は普通ですし、聴き続けていても、飛び抜けた何かがあるというわけではありません。でも、なんだか聞いてて、ああこの音好きだ……となるのです。
もしかしたら、子供の頃に使っていたイヤホンと似た音を出し、それを懐かしがっているのかもしれません。あるいは、英語の発音では合わないけれど、日本語の発音には相性が良いとかでしょうか。(英語の場合、強いアクセントや、破裂音が音に乗るかが重要ですが、日本語はどちらかと言えば伸びや柔らかさで聴かせることが多いでしょうし)
オススメできるか……といえば迷います。
特にこれという何かはない気がします。
尖った高音や刺激的な低音もなく、解像度も普通です。でも、落ち着いて聞けます。
それらを含めた総合的なバランスが良いのでしょうか。
少なくともボーカルが前に出てはっきりして聴きやすいです……とまで書いて、その理由がわかった気がします。低音の主張や高域のキンキンさとは無縁の中域強調形で、すっきりしたメインパートだけが聞こえるからです。
さっぱり系のボーカル主張型なんですよ、このイヤホン。
低価格インナーイヤー型をお探しの方で、中域だけがあればいい、という方にはオススメです。……アメリカアマゾンから直輸入しなければなりませんが……。