耳かけヘッドホン、Sony MDR-Q140を買ってみた。
耳かけヘッドホン、Sony MDE-Q140を買ってみました……と言いたいところなのですが……。
実は、買ったつもりだったのは中国謎メーカーのノーブランド品なのです。
ところが、届いたものはSony MDR-Q140でした。
中国で作ったけれど大量の在庫が余ったので、在庫処分され、それを格安で引き取って転売したもの……だと思います。
このMDR-Q140、検索してみると、どうやらインドで発売されていたようなのです。
相当人気がなかったようで、インドアマゾンのレビューを見ると、★2.6……(panasonic RP-HZ46が普通に★3.8なので、心底人気がなかったのが見て取れます)
低価格帯なのに、下手に低音強調とかするのがダメだったのかもですね。
以下、簡易レビューを。
・ガワが似ているのは、Sony MDR-Q68。
・音質は1000円以下レベル。
・パッと聞いたところ、ボーカルと低音だけが出ている感じ。(もちろん、高音部も出ているが、細い)
・低音に引きずられて全体的に音が重く、鈍い。
・音場は普通。
・解像度は悪い。
・うっすらと膜がかかっている感じ。くぐもっている。
・ボーカルも低めに聞こえる。
・明るい曲ですら、曇りの日に陰鬱に歌っている感じになる。ある意味すごい。
この音の暗さと、その中での唯一救いっぽい声の聞きやすさを活かして、ホラー系ボイスドラマとか、怪談を聞くのに合いそう……と思ったけれど、手持ちにそんな音源がないので未検証。
でも、ここまで暗い感じの音を出すヘッドホンって、なかなか出会えません。
これはこれで特徴あるヘッドホンとして使っていきたいと思っています。
……他人には、絶対おすすめしませんが……。